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セクハラに関して思うこと

先日前の会社の時の知り合いとあい、セクハラに関しての話が出ました。
それに関して私が思うところを書きたいと思います。

その友人の話ですが、つい最近のこと。彼(彼はその会社の人事課長です)のところにセクハラの訴えが来ました。
すぐに本人とコンタクトを取り話を聞いたそうなのですが・・・

「先日の懇親会で課長が私の体にさわってくるんです」
「で、どんな感じで?」
「それはもういやらしい目で私のことを上から下までなめるように見ていてそして・・・(以下長くなるので省略)」
「それであなたはどうしたの?」
「やめてくださいとも言えず、じっと我慢してました、そしたら・・・(以下内容にはばかりがあるので省略)」

てな感じで(どんな感じかよくわからないと思いますが・・)話は延々と続き、結局その懇親会のことだけでなく、普段の上司の対応も含めてセクハラをされていると訴えてきたそうです。
しかし、本人の話だけで結論は出せませんので、その上司に状況を確認したところ、そんな事実はない、との事。
本人もとぼけている雰囲気はないので他の女性社員にもこっそりと話を聞いたところ・・・

「そういえば課長(その上司)はあの子の前に座っていたし、課長はお酒が入ると目が座ってくるからなんか目つき変わるんですよね。それがいやらしいといえばいやらしいかな」
「彼女の後ろに行ってさわったりはしてた?」
「そんなはずないでしょ。ずっとテーブルはさんで前に座ってたんだから。場所なんか一度も動いてないですよ。あれでさわるなんて、どんなに手足が長くたって無理。それにあのこ、隣に座っていたA君とずっと楽しそうに話していて、課長となんてほとんど口もきいてなかったでですよ。」
「課長は女子に対して普段からさわったり、変なことしてない?」
「そんなことはないと思うけどなぁ。そんな雰囲気も感じたことないですよ。課長けっこうストイックだから。まぁ、あの課長調子がいい時は、どう、元気してる?って感じで肩をたたいて回ったりするから、それくらいだったらあるかな」
「それは女性だけ?」
「いいえ、男女問わず。課長は体ゴツイじゃないですか。だから軽くたたかれてもけっこういたいんですよね。新人だったら最初はショック受けるかも。いきなりがーんってくるから。でも、彼女に特に何かしてたっていうのはないと思いますよ。」

ということだったそうです。
本人にも、別の男性社員に聞いても似たような返事だったとのことです。
まぁ、結局友人はその上司に対して、今回は特に何か指摘するということはしないが、今後は誤解されるような行いはできるだけ避けること。特に女性社員に対しては注意を払って行動、発言をすること、と伝えました。
その友人はそれでもきついかなと感じてたそうです。その上司としては事実はどうあれ、「セクハラ上司」という烙印を押されてしまったようなものです。
いくら人事がこっそりと動いても、こういったうわさはすぐに広まってしまいます。しかも、悪いことに「いい話」っていうのはなかなか伝わらなくて、「悪い話」だけがずっと居座るものです。ある意味被害者はどっちなんだろうと考えたよ、と、その友人はぼそっとつぶやきました。
一方訴えてきた女性に今回の対応を伝えると、
「なんであんな奴が会社にいられるんですか?すぐに首にしてください」
とすごい剣幕だったそうです。
しかし、会社としてはやることはやったし、事実確認も間違いない。だからこれ以上の対応はできない、ときっぱりと突っぱねたそうです。
これは会社の顧問弁護士にも事前に相談していた対応です。
すると、彼女は、
「だったら監督署に訴えます」
といきり立ってしまい、そのまま席を立ってしまったそうです。
まぁ彼としては特にこれ以上対応はできないとわかっていましたので放っておきました。
すると2週間ほどして労働局の雇用均等室から連絡があり、セクシャルハラスメントに関する相談があったため報告書を出してほしいとのこと。
立ち入り調査ではなく報告書の提示だったのでまだ簡単でしたが、面倒なことには違いありません。
彼女の方にこれといった証拠もなく、話に矛盾点もいくつかあったため担当官としても疑問点を持ったのでしょう。しかし、かといって相談に来ているわけですから何もしないわけにはいかないため、会社に報告書を求めてきたのだと思います。
友人は弁護士とも相談して、会社が彼女に対してどのような対応をしたかを、面談の日時・内容も含めて詳細な報告書を作成し、提出したそうです。相当時間とエネルギーを使ったと言っていました。
結局雇用均等室からはそれ以降何も連絡はなかったそうですが・・・・
で、
その問題の彼女はどうしてるかというと・・・
全然前と変わりなく同じ部署で、同じ上司のもとで普通に働いているそうです。

俺には何が何だかわからんよ・・・いったいなんだったんだろ

彼の最後の感想です。
話を聞いていて私もまったく意味が分かりませんでした。
私はこの話を聞きながら、私自身の経験も思い出していました。
長くなってしまったので、今回はここまでとします。
続きは次の記事で。

セクハラの話

今日はハラスメント、特にセクハラに関して自分の経験をふまえて書いてみたいと思います。
ハラスメントには「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」等々ありますが(最近また種類が増えてきている感じです。「スモハラ」とか・・・)、「セクハラ」というのだけが法律で規定されています(男女雇用機会均等法)。
多分、「セクハラ」が一番早く騒がれだしたからではないでしょうか?
この「セクハラ」ですが、担当者としてはけっこう悩みの種です。
まず、男の私が相談窓口になっても相談者から相談しにくいと指摘を受けたりもします。でも、かといって女性を窓口にするといいかというと、どうもそうではないような気がします。
まぁ、相談者が相談にくると、周りに知られないようにこっそりと面談を行うわけですが、秘密保持のため、けっこう気を使います。
まず、相談者が相談に来ているという事実そのものが漏れないようにしないといけない。
相談を受ける場合も個室で二人っきりになるケースが、多いので、そこでも何らかの対応(特に相談相手にあとで、つっこまれないような自己防衛です)をしなくてはいけない、などとけっこう気を使います。
しかも、相談内容が、こんなこと言ってはいけないことは重々承知なのですが・・・・・また、本人に悪気があるわけでもないこともよくわかっているのですが・・・・
なんで?!と思う内容がけっこう多い!
「最近上司の目が気になるんです・・いやらしい目つきで私をみるんです」
「すぐに私の後ろに立とうとするんです。薄気味悪くて・・・」
「最近何かというと私を食事に誘うんです」
「同僚がいやらしい話ばっかりするんです」

等々
当然、私も相談を受けた以上確認を行います。
すると、
「変な目で見たりしてない、最近元気がないのでなんとか頑張ってほしいと思って声掛けはしているが」
 →「誤解を受けないよう、今後は注視しないでください。目を合わせないようにしてください」
「後ろに立つことが何なんだ?意識して立ってるんじゃなくて、彼女の後ろを通らないと席に戻れないんだよ」
 →「席替えして彼女のそばに近づかなくてもすむようにしてください」
「彼女だけを誘ってなんかいない、部下みんなわけへだてなく声掛けしてるんだ、二人きりになろうなんて思ってもいないよ」
 →「もう、部下を食事やお酒に誘うこと自体やめましょうよ。ノミニケーションが通用しなくなってますから」
「いやらしい話なんかしてないよ。最近のドラマについて話してるだけ。第一彼女には話しかけてないよ」
 →「私語禁止とまではいいませんが、仕事に関係のない話なら周りをみてはなしましょうよ。誰がきいてるかわからないし

てな感じで「お願い」をします。
もちろん、中にはかなりシリアスで早急な対応が必要だった事例もありますが、多くは本人とその周りの人たちの意識の差からくるケースが圧倒的です。
このセクハラ問題の一番困ることは
「訴えた本人が『性的』に不快感を覚えるだけで成立してしまう」ということと、多くの場合、「やった本人に罪の意識のようなものが無い」ということです。
だから相談を受けてもピンと来ないことも多いですし、相手の事情を確認したら「そうだようなぁ」と同意したくなることもしばしば・・・あ、担当者たるものこれではいけない、k然と対応しないと!・・・でもなぁ・・・
しかも、だんだん世の中複雑化してきて、セクハラも男→女、という一般的な構図だけでなく、
女→男、
女→女、
男→男、

と、もう何が何だか分からなくなってきます。
ただ、被害者自身は当たり前ですが、すごく真剣に悩んでいますし、対応を誤るとエライことになります。
しかも、最近、セクハラ+パワハラってのも増えてきていて、ますます対応が難しくなってきています。
具体的な事例も今後ポチポチと出していくつもりですので、また覗きに来てください。

テーマ:お仕事 - ジャンル:就職・お仕事

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